■未来のホールフーズ

なんと、あのホールフーズが、アマゾンに買収されることに・・・。
アマゾン帝国がますます強くなる。
これはいろんなことを示唆する大きなニュースだと思う。
●有機食品がますます流通に乗る ●ホールフーズが別次元に進化する ●ホールフーズがAmazon Goになる ●アマゾンがさらに強くなる ●アマゾン帝国が次々、優良ライフスタイル企業を傘下に収めていく :
と、いくらでも可能性が浮かび上がって来る。
でも着目したいことがもう一つ!
1978年、当時25歳で、大学を中退したジョン・マッキー(John Mackey)と恋人のRene Lawson(当時21歳)。家族から借りた資金$45,000(500万円)で開店した小さな自然食品店「セイファー・ウェイ(SaferWay)」。
これが後の、ホールフーズである。
有機野菜が絶対に来る、と信じて立ち上がった。
そして、38年後に、アマゾンに$137億(1超5000億円)買収されることになった。
1万倍以上の価値がついたことになる。
大学の勉強がつまらないと思っている学生諸君。
直ちに、第二、第三のホールフーズ案を創案してみょう。
素晴らしいアイデアを思いついたら、迷うことなかれ!
今後、ますます一層、劇的に世の中が変わっていくであろう今、未来のホールフーズがあなたを待ち受けている。
朝から晩まで、当たり前のようにやっていることを見直してみよう。
起床、洗顔、朝食、通学、学校、昼食、趣味、夕食、団欒、風呂、睡眠・・・。
全ての生活習慣に、劇的な改善の余地がある。
■自分の足で踏み出せ
「食品は有機の方がうまいに決まっている。世の中は必ずそちらに向かうはずだ。だったら俺が売ってやる。」
25歳のジョン・マッキーにできたのならば、あなたにだって可能性は十分にある。
くれぐれも、日本という小さな器で、これまで通りの就職を、なんて短視点的な発想で済ませないで頂きたい。
それは、江戸末期に、目の前にある職業だけで、将来何をしようかと考えるに等しい。
大半がなくなってしまうと予測しておくべきである。
自分を守る唯一の方法は、時代の先に向かって足を踏み出すことである。
僕がアメリカ行きを決断したのは、大学三年の時だった。
みんながベルトコンベアーに乗ったかのように、突然、就職活動を始め、「羽根はどんな会社に行きたいの?」と言い出した時ことに違和感を感じたからである。
この流れの向こう側に何が待っているのかを考えた時、何にもワクワクしなかったのだ。
そしてベルトコンベアーから外れる意思決定をした。
今、僕は、その決断に心から感謝している。
●アマゾン、ホールフーズを137億ドルで買収-食品販売に本格参入 https://www.bloomberg.co.jp/…/art…/2017-06-16/ORN6SK6JIJUP01