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世界一周TOUR 2015/No,01 〜世界一周旅行をしょうと思ったわけ〜


さて、今僕は、新婚旅行と称して、世界一周の旅にでている。世界一周なんてちょっと気合をいれないとなかなかできないのだが、今回、重い腰を上げて挑戦してみることにした。

まだその旅程の半分もこなしていないのだが、すでにこの旅に十分、満足している。

まず世界一周の旅は、当たり前だが、複数の国々を回ることになる。

今回、 一ヶ月でなんと、これだけの国々と地域を回ることになった。

・訪問国数    :12カ国

・移動都市回数  :34回

・実移訪問地域数 :23地域

旅程は以下の通り!

<世界一周チケット・前半・ワンワールド>

0.東京→1.ランカウイ(マレーシア)→ 2.ドバイ(アラブ首長国連邦)→ 3.ドーハ(カタール)→ 4.ケープタウン(南アフリカ)→ 5.ロンドン(イギリス)→ 6.ケンブリッジ(イギリス)→ 7.ロンドン(イギリス)→ 8.ミラノ(イタリア)→9.ジェノバ(イタリア)

<地中海クルーズ>

10.ジェノバ(イタリア)→11.ナポリ(イタリア)→12.カプリ(イタリア)→13.メッシーナ(イタリア)→ 14.トルミナ(イタリア)→ 15.マルタ(マルタ共和国)→ 16.マヨルカ島(スペイン)→1 7.バルセロナ(スペイン)→ 18.マルセイユ(フランス)→ 19.ジェノバ(イタリア)

<世界一周チケット・後半・ワンワールド>

20.ジェノバ(イタリア)→ 21.ミラノ(イタリア)→ 22.マドリッド(イタリア)→23.バルセロナ(スペイン)→ 24.マドリッド(スペイン)→ 25.キト(エクアドル)→ 26.キト郊外・Veintimilla(エクアドル)→ 27.サント・ドミンゴ(エクアドル)→ 28.キト(エクアドル)→ 29.ガラパゴス・サンタクルス島(エクアドル)→ 30.ガラパゴス・イサベラ島(エクアドル)→ 31.ガラパゴス・サンタクルス島(エクアドル)→ 32.キト(エクアドル)→ 33.マイアミ(アメリカ)→ 34.東京

こうして並べてみると、僕の人生でもこれだけ多くの地域を1回の旅行で回るのは初めてである。

ほとんどの地域が1日か2日で素通りすることになる。テレビ番組の弾丸ツアーを毎日やっているようなものである。

「ゆっくりと充電してきます。」とかいいながら、放電しにいってんじゃないかという話しだが、この長旅をいっしょに回ってくれる妻と、話し合ってこういう旅行をすることになった。

アジアは行こうと思えば行ける。だったらヨーロッパや南米をしっかり回ろうと・・・。

僕はアメリカ在住時代にヨーロッパには毎年のように行っていた。だから主要な観光地はほとんど行ったことがある。そこでまだ行ったことがない地中海の島々をクルーズ船を使って回ってみたいなと考えた。

今まさに、そのクルーズ船の上でこの文章を書いている。

世界一周をしようと思った理由は、新婚旅行、どこに行きたいという話になった時、妻が間髪入れずに「世界一周!」といったことに端を発する。

つまり、特に何も考えずにそうなった・笑。

うちの奥さんは直感的な人だが、なかなか良い直感をもっている。その通りにやっておくうまくいくことが多い。今回も奥さんの「鼻」を信じて、何か面白いセレンディピティが起きればいいなと世界一周の旅に出ることにした。

ただ、行き先を、一つや二つに絞るのではなく、あえて地球を一周し、ぐるっと回って何が見えるのかを楽しむというのは、なかなか良いコンセプトだと思った。

しかも一ヶ月かけてである。

僕は、会社の代表をやっているのだが、起業後、一週間を超える休みをとったことがなかった。今回、新婚旅行であるということを言い訳に、1ヶ月のお休みをいただくことにした。

(会社のみんな、クライアントの皆さん、ありがとうございます!心から感謝しております。)

そして、今、仕事を離れて、いろいろな国々を回ってみて、やっぱり、いろんな気づきがある。

ここで断言しておきたい。世界一周はいい!

ほんとに、一箇所や二箇所の旅行では見えないことが見えてくるからだ。

さらには、この旅自体が、文字通り、僕らにとってのアクティブラーニングになっている。

今日、マルタ島を訪れて、妻が「まあ、えらいとこやねー。フェニキア人がこんなとこにきたんやねー」と言った。妻の口からフェニキア人という単語がでてくるとは思わなかった。

フェニキア人とは、現在のレバノンあたりに住んでいた民族で、その後、文明化し、地中海沿岸に広がり、周辺諸国に大きな影響を及ぼしていった。このマルタにもフェニキア人の影響が色濃く残っているという。

こんなことをWEBでさっと検索して、マルタ島に上陸していたのだ。

明日訪れる島があるとしたら、その島のことを知りたくなって当然だ。フェニキア人が、この島を訪れ、大きな影響を及ぼしたのであれば、フェニキア人のことをもっと知りたくなる。

フェニキア人が作った文字が、今、世界で使われているアルファベットの原型であると言われれば、なおさらフェニキア人のことに興味を持つ。そして、明日行く島で一体その他に、どんな体験ができるのだろうかとワクワクがとまらなくなってくる。

旅は、こうした「学びに対する強い衝動」を呼び起こしてくれる。

人間の学習は本来こうあるべきだと思っている。知ることは面白いし、知るだけではなく、そこから得られた体験が、僕らに次の可能性を与えてくれる。

残念ながら、教室の学習からは、そうした衝動が呼び起こりづらい。

「情報」はただの「情報」である。「体験」を通して初めて、調理が可能になる。「食材」に「熱」を加えないと調理ができないように、人間の学習にも「体験」は不可欠である。

僕らの旅行は、ただの新婚旅行ではなく、二人にとって人生に大きな影響を与えてくれるような旅にしたいなと思っている。かつ、それが周り回って僕の仕事や妻の仕事にも良い影響を与えていくようなものになれば最高だ。

世界一周旅行は、そうした「体験」の宝庫であり、僕らの人生を調理するに十分な熱量を持っていると思うのである。

さて、ここから、僭越ながらも、僕らの世界一周ツアーをブログとして書き記していこうと思われる。

世界一周に興味がある人も、興味がない人にも楽しんでいただける文章、写真、動画などを掲載していきたいと思っている。

それでは、世界一周ツアー、始まり始まり♪

(続く)

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