• TAKUYA HANE

にっぽんの宝物|アイデアのカンブリア爆発~進化する事業者~


にっぽんの宝物JAPANグランプリ閉幕

にっぽんの宝物、ジャパングランプリが終わった。

今回は初の東京開催ということで、いろいろ大変なこともあったのだが、それにあまりある成果を手にすることができた。

まず、事業者の成長が著しい。にっぽんの宝物では、全国の事業者が「学びシェア方式」でお互いの成果を共有しあっている。宝物プロジェクトは、グランプリにスポットライトがあたっているが、地方のグランプリの前に、全員が参加型セミナーを受講しなければならないというルールがある。

そこで、事業者は一皮も二皮も向けてくるのだ。

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地方大会に勝った後も、全国大会に備え、プレゼン内容やディスプレー内容を地方事務局や、僕らアクティブラーニング社がブラッシュアップのお手伝いをする。

これはなかなか大変な作業なのだが、こういうことから逃げずに汗をかかなければ良いことはできないのだ。

そう、にっぽんの宝物とは、実は壮大なる人材育成の場であると言っていい。

だからこそ、我々がやる意味があるのだ。

そのおかげで、味付けの工夫、ディスプレーの見せ方、さらには、プレゼンの仕方が驚くほど短期間で全国的な底上げができるようになっている。

一般的に、事業者は、自分一人で創意工夫をする。

それはそれで悪くないのだが、それだけでは時代の変化についていけない。

千人を超える全国のこだわりの職人が全ての成果を共有しあえるプラットフォームができると、カンブリア大爆発のような進化が促進される。

そんな進化がまさに、ここ、にっぽんの宝物のプラットホームで起き始めているのだ。

部門別グランプリ、まずクッキング部門でグランプリで獲得したのは、高知県の魚兼さん。

友釣りで釣り上げた仁淀川の天然鮎を塩麹につけて、年中、冷凍でも美味しく食べられるようにした。

僕は鮎好きだから、この鮎がどれほどうまいかをよくわかっている。審査時に出された鮎には、ブルーチーズまで入っていて、ほんと神業だった。

そして新体験部門でのグランプリは、長崎の吉田屋さんの甘酒。これも全く新しい甘酒だった。100年の歴史を持つ伝統の造り酒屋が、能動学習で工夫をし、さらにこれまでにない甘酒を作り上げる。

セミナーで皆からダメ出しを出されながらも、さらなる工夫をし、毎回毎回、味を整えていく。そして地域グランプリのわずか3日前に、社員から「コーヒー」と混ぜるというアイデアが出される。

これが素晴らしいイノベーションを引き起こした。全く新しい甘酒カフェラテの完成であった。審査員もこれには唸った。新体験部門グランプリである。

そしてスイーツ部門からは、熊本苓北町のカフェ、ハナさんがグランプリを獲得。

小さな小さなお店なんだけど、ハナさん(小野さん)は天才的なパティシエだ。本人は、ちょっと学んだだけと謙遜するが、東京の表参道に並べてもまったく見劣りしない味付け、見栄えには驚かされる。

まだ若いのでこれからどこまで伸びるのかとても楽しみだ。

そしてこれ以外に、2組の職人が敗者復活戦を勝ち上がってきた。驚異のヨーグルトを作る熊本の酪農農家、大藪さんと、宮崎県でパレットハウスを作っている建築家、海野さんだ。

いずれも、各部門の準グランプリと審査員特別賞。

そうした人にも今一度チャンスを与えようと三つのボール(各部門の同等の賞を受賞した人達)から、ボールを引き当てられた人のみ、ファイナルプレゼンテーションに再挑戦できるというものだ。

これを勝ち上がるためには運が不可欠だ。ビジネスを成功させるためには、運はとても大切な要素である。だからこうした演出も行っている。

そして、見事、舞台の上で、勝海舟の孫の孫、高山さんによって、この二人が引き当てられた。明治維新を起こした末裔から引き当てられるとは、時代の流れを汲んだ運を待つということである。

会場は大いに盛り上がった。

そしてついにファイナル。

最後まで残ったのが、100年の造り酒屋、吉田さんと、月収5万円から農業界に革命を起こすべく立ち上がった酪農家、大藪さんの戦い。

どちらの商品も完成度が高く、審査員の表は真っ二つに割れてしまった。その場合は、プロデューサーである僕の一票で決まるというルールだった。

難しい決断だった。最後の最後、舞台の上で、発表三秒前まで僕の心は揺れ動いた。

審査会の席上では、もし僕に最終決定が流れてきたら、吉田さんにしようと思っていた。

それが、審査会の席上、フォーブス高野さんが、

「世界に持って行った時に、外国人に理解されていないけど日本らしい甘酒で勝負するのか、世界中にあるヨーグルトで勝負するのか?ということだと思うんですよ。僕はあえて、ヨーグルトで勝負してみたい。日本だから日本らしいものっていう発想だけではダメだと思うんです。」

という言葉を発言された。ハッとさせられた。その言葉が最後の最後に僕の頭で蘇ってきた。

そして僕は、大藪さんに一票を投じることとなった。

僕らはこうやって議論を重ねながら審査をしている。

つまりは、僕ら審査員の審査も、集合知で成り立っているのだ。

ユニバーサルな知恵、どこに行っても通用する商品。

世界に勝てる商品が、続々と我々の宝物プラットホームで生まれつつある。

これはなかなかすごいことなんじゃないかと思う。

さあ次は世界大会だ。

来年、もしかすると海外で大きな転換があるかもしれないと、最後の最後に舞台上で発表させて頂いた。

会場がどよめいた。

僕らの宝物プロジェクトは、すでに一つの意志を持って、自ら進化し始めている。

このモメンタムが続く限り、僕らはさらなる高みに登っていけると確信している。

最後に、会場まで食べにきてくださった皆様、プレゼン、販売に参加してくださった事業者の皆様、審査員の皆様、パフォーマーの皆様、シオサイトの皆様、ボランティアの皆様、地域主催者、地域事務局の皆様、さらには運営事務局の熊本県民テレビエンタープライズの皆様、本当にありがとうございました。

日本の宝物、宝人と一緒に世界に挑戦していきましょう♪

#地方創生 #にっぽんの宝物

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