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MOVE|心を動かす


■第2部、開幕

心を動かす新しい教育スタイル、「アクティブラーニング・MOVE」の第2部レポート。

第1部が行われた(既に投稿)大阪上本町の校舎から、車に乗って40分。大阪と奈良県との県境、太子町にある上宮学園・太子校にて、本日、2回目のMOVEへ。

MOVEとは、教室を飛び出し、大人数で、AL講師×一流のパフォーマーの力で生み出す新形態の教育手法。

教育であって教育には見えない。そこが重要だと思っている。

まず何よりも、生徒の心を動かす(= be moved)ことを重要視し、感動し、「開脳」したところに、大切なメッセージを投げかけていく。

感動するからこそ、メッセージを受け取りやすくなるということだ。

そのためには「安っぽい」擬似感動ではなく、本物のパフォーマーの力が不可欠だ。

本物を見せれば誰もが感動する。

そうした感動を生み出すためには大人数でやることに意味がある。十人や二十人ではない。百人、千人といった大人数だからこそ、生まれるエネルギーがある。

今回は1部が2,300名、2部が700名。合計3,000名の前でパフォーマンスをMOVEを実施した。

第1部の2,300名は圧巻であった。パフォーマーもいつにないエネルギーを感じ取ったといってくれた。

学校の先生方も、学校としても歴史的なできことだと言ってくださった。リップサービスを加味しても、ある程度の成功は僕らも感じ取ることができた。

■より能動的に楽しく

しかし、これで満足するのはもったいない。この後、第2部では、第1部でできないことをやってみたいと思った。それは、「More active & more smile」だ。

つまり、より「能動的に」、より「楽しく」してしまおうということだ。

本来、この日は学校校祖である法然聖人の誕生日を祝う厳粛な祝典。楽しみましょうという企画ではない。 母校なので僕も高校の頃にこれに出たことを覚えている。ゲスト講師の真面目なお話を聞くのが通例だ。ただそれわエネルギーがありあまる生徒にとっては、睡魔との戦いだった。

学園長は、今日が特別な日であると話された。校祖が、子供の頃と大人になってからは名前を変えて成長していったと・・・。 誕生会とは生まれ変わる日。次のステージに行く日。 上宮も生まれ変わらなければならないと・・・。 なかなかいい話だった。 そんな意味でゲストも特別だと・・・。 そして我々が紹介された。

700名の生徒さんも僕らの登場を心待ちに・・・。

まずは僕から、今日の主題メッセージを投げかける。

中学生や高校生の時に興味を持ったこと、行動につなげたことが将来大きな変化を生み出すという話。 僕は高校生の時に村田くんという友達の影響を受け、YMOファンに。そして自分が雑誌の連載を持った時に、そのYMOの坂本龍一さんにお会いした話をする。 今、中学や高校の時に何か一歩、踏み出し、人生を変えて行くことが重要だと・・・。

日々の小さなきっかけがら将来の大きな結果に繋がると説明した。

そしてタツヤさんの登場。

圧倒的はヒューマンビートボックスを使って度肝を抜く。

そしてここからはラーニング・ディスカッション。 タツヤさんがどうやってヒューマン・ビートボックスを始めたのか、辛い時にどうよ聞こえてきたのか・・・。

圧倒的なパフォーマンスの後だからみんなしっかり聞いてくれる。

予定調和ではなく、その言葉にある本質をわかりやすく伝えるのが僕らAL講師の役割。 そして十分に話し合えたら、会場に足を運ぶ。

みんなに参加してもらうために・・・。

タツヤさんに舞台の上からビートボックスレッスンをして頂き、会場のみんなもやってみようというコーナーだ。

当然、面白い生徒を選ぶ。

案の定、大爆笑を取ってくれる。

次の子もまた面白い。これまた、大爆笑。

そして次の子はなんと、ヒューマンビートボックス的なことをやったことがあるという。

音を出してもらうとそれっぽく音がだせ、会場中が大盛り上がり。

そして三人をステージに上げで、タツヤさんの音に合わせて、エア・ヒューマンビートボックス&リアル・ヒューマン・ビートボックスを実施。 もう大受けだった。

会場も大爆笑、すごいエネルギーとなった。

3人は今日、間違いなく、スターになった。 僕らもとっても楽しむことができた。先生方の評価も午前を増して高かった。 生徒の満足度は顔を見ればわかる。僕らの車に手を振ってくれる生徒たちがいた。 嬉しかった。 やってよかったと思った。

終わってから数時間後に、僕が高校生の時に担任だった斎藤先生からお礼のメッセージが来た。 担任の学生に喜んでもらって、今日まで教師をやっていてよかったと・・・。 斎藤先生今年いっぱいで定年退任される。

そして今回、一部で行った校舎は僕が高校の時に学んだ校舎だ。 その校舎も来年取り壊されるという。 最後の最後に、僕の担任であった先生の前で、僕も学んだ大きな大きな体育館を使ってパフォーマンスできたことを誇りに思った。

関係者の皆様に心から感謝します。

こちらが「アクティブ・ラーニングMOVE」の貴重な動画だ。

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