■羽根が作る新たなコミュニティ
アクティブラーニングな教員コミュニティのキックオフ!
先生方にこんなことをしたいので集まりませんかと軽くお願いしたところ、日曜日なのにこんなに集まって頂けた。
愛知県から遠隔でご参加頂いた方、鹿児島からいらしてくださった方もいだほどで本当にありがたい。
多くの人が僕のことを既に知っている先生ばかりなので、話が早い。
前提条件なく、この取り組みの意義を理解してくださり、とても有意義な時間を過ごすことができた。
まずは、僕が世界の教育が劇的に動いていること、そしてその変化に対応することの重要性を説いた。
まだ日本には伝わっていないようなことも含めて、お話しさせて頂いたのだが、結構、衝撃的だったようだ。
■アクティブラーニングをやる本当の意義とは?
僕の後には、NHK、あさイチでも大活躍の、茨城県の名物校長、中島先生がプレゼン。
アクティブラーニングを導入する意義、さらには、中島先生が考える最先端のアクティブラーニングについてお話し頂いた。
中島さんは、本当によく考え、よく動かれている。何より新しいことを学ぼうとする姿勢が素晴らしい。
「アクティブラーニングをやるべきなのは、指導要領がそうすべきだと言ってるからではない。アクティブラーニングをやることによって、教師が変わることができるからだ」
というお言葉を述べられていた。
公立校の校長先生がこういう言葉を述べ始めていることに、20年前、アクティブラーニングを始めた時から考えると隔世の感がある。
さらに中島さんは、アート・アクティブラーニングなど、新しいアクティブラーニングの可能性も示唆された。
ロボットの時代には感性を磨くことが重要だと・・・。この視点も素晴らしいと思う。
■日本だけでなく、アメリカでも大きな変化が!
そして最後はハーバード大学の現役学生、ケルシーによるアメリカの教育論。
自分が受けてきた教育について語ってくれ、まさに日米の教育アプローチの違いを浮き彫りにしてくれた。
これもまた大きな刺激を先生方に与えたようだ。
■教員同士で学びあえるコミュニティを
世界の教育は音を立てて変わり始めている。
このことをもっと現場の先生方にご理解を頂き、教育の現場で、その準備をして頂きたいと思って、このコミュニティを始めた。
ただ僕らが一方的に教えるのではなく、先生同士が学びながら、その学びをシェアしあい、コミュニティ全体が進化していくような、そんな素晴らしいコミュニティを作り上げていきたいと思っている。
この先生方となら、それができると思った。
今日の動きは、まるで幕末のようで、NHKの西郷どんを見ているようだった。
教育界の変化は、文科省からきているのではない。
本当の変化は社会全体の大きなうねりからきているものだ。今回の黒船は、先生方も見たことがないようなもっともっと大きなものだ。
変化の匂いを嗅ぎ別け、学校という器を超えた動きが必要になって来る。
この先生方には、ビジネス界の方々、さらには外国の方々もどんどん紹介していきたい。
そういう「匂い」を感じ取れる先生、あるいは感じ取りたいと思っている先生は、是非、このコミュニティにいらしてください。
こちらでどうぞ!
●先生向けコミュニティ・登録ページ http://www.als.co.jp/community2