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(上記、動画より文字起こし)
こんにちは、アクティブラーニング羽根です。さて、ここでアクティブラーニングとは何なのかということについてお話をしてみたいと思います。アクティブラーニングというのは、 一般名詞としての「active learning」、それから固有名詞としての「Active learning」があると思っています。まずは、一般名詞から。2014年末、文部科学省が中央教育審議会というところで、 日本の教育の中にアクティブラーニングを入れていこうということを明確に提言されました。これは、ここ2、30年に、いやいや4、50年に一回の大変革だとさえも言われています。なぜか?日本のこれまでの教育とは、先生が一方的に話をし、生徒はただそのメモを取るだけ、つまり「受動学習」が中心でした。一方で「能動学習」とは、生徒が自分で考え、試行錯誤しながらより良い回答に近づいていく。そういう教育を指すんですね。

文部科学省・中央教育審議会

アクティブラーニングの導入を決定

背景・世界を席巻する変化のうねり

何でこういう教育に変わろうとしているのか。これは、世の中の変化に原因があります。今まではある種の知識や技術を習得すると、それを使って一定の仕事に着くことが出来ました。それでだいたい、一つの仕事を一生に渡って続ける、ということで人生は成り立っていました。それがグローバル社会になって、世界中の技術、知識がぶつかりあって、さらに新しい知識、技術として生まれ回るようになってきました。これを私たちは、「知的交配」と呼んでいます。ICT、インターネットがその速度を加速化させ、新しいものが驚くべきスピードで生まれるようになってきました。そうなってくるとグーグルやアップルといった、いわゆるIT産業だけではなく、農業や漁業といった昔からある産業でさえも、劇的な変化が地球全体を覆い始めているわけです。

時代は能動的人材を求めている

そうなってくると、これは正しい答えですと、正解を丸暗記していても意味がなくなってきました。もちろん学習の最初は、記憶から始まります。しかし、答えを暗記するだけではなく、その答えを超えるような答えを作っていける力をもった人材が求められるようになってきているわけです。実はアメリカは早くからそのことに気付いていました。アメリカの教育は何十年も前から、基礎教育から高等教育にまでアクティブラーニングが取り入れられています。もちろん、答えは答えで提示しますが、「で、あなたはどう思うんですか」と、自分で考えさせる教育もあわせてやっているんですね。やっぱりその影響でしょうか、イノベイティブ、つまり今までになかった革新的なビジネスといえば、アメリカから生まれたものが多い。それに影響を受けてヨーロッパの教育も今変わろうとしています。アジアの教育も、例えばシンガポールなんかはすごくアクティブラーニングを取り入れているんですね。そこで日本の文部科学省も、これはもう待ったなし、日本の教育もしっかりと21世紀型に変えていきましょうということでアクティブラーニングを取り入れていくことにと決めたわけです。

 

設立経緯・塾講師のアルバイト

今度は固有名詞のアクティブラーニングについてお話をしてみましょう。株式会社アクティブラーニングについて、です。これは1997年に私が立ち上げた会社なのですが、お名前で分かるように「アクティブラーニング」、つまり先ほどから言っているアクティブラーニング的な教育手法を、日本で、広げる活動をしてきた会社なんですね。私はもともと大学生のときに塾で教えるようなことをしていたのですが、その時にアクティブラーニングに出会いました。一生懸命教えているつもりでもですね、伸びる学生と伸びない学生がいる。どういう学生が伸びるかというと、実は我々先生の教え方よりも、本人が能動的な時に伸びる、ということにが気付いたんですね。本人のスイッチ入ると、あとは勝手に自走してくれる。一方で本人のスイッチが入らないとどんないい先生が教えても効果は出ない。そういう事例を数多くみて、教育の究極の目的は、学習者の能動性を引き出すことじゃないかと考えるようになったんです。

渡米・米大学の教壇に立つ

そんな時、たまたまアメリカ人の教授に出会いました。そういう教育を研究したければアメリカに行ったらどうだと、アメリカの大学はそういうのは進んでるよといったことを言われたのです。それではと、アメリカの大学院に行こうかと思ったんですけど、お金がありませんでした。でも当時日本のビジネスが非常に強かったので、アメリカのあちこちの大学で日本語学科ができていたんですね。それで日本語教師が不足していた。そこで日本人の日本語教師を派遣するような試験があると知って、受けてみました。これにうまく合格して、晴れて、アメリカの大学で教えることとなりました。24歳での時です。アメリカの大学というのは実力主義で、学期末に生徒から逆評価を受けます。学期末の評価が高ければもっといい大学に売り込んだり、引き抜いてもらったりということがありますし、悪ければすぐに首になってしまいます。まだ若かった僕は、一生懸命、アメリカの指導法を習得しようとかんばりました。結果、学期末に高い評価をいただくことが出来て、次は正規講師としてペンシルバニア大学という有名な大学に採用されました。そこでも良い評価を頂くことができ、最後にハーバード大学に採用して頂くことができました。

ハーバード大学より優秀指導証書授与

ペンシルバニア大学やハーバード大学では、本当に世界中から有名な教授陣が集まっていて、教授法も含め、様々なことを学ぶことができました。他の教授陣のうまい教え方をいっぱい吸収し、かつ、いろんなクラスを受講し、学ぼうとしました。教員ということで、だれでにも会うことができました。教育学、心理学、大脳生理学の権威とか、ハーバードの教師というだけで、世界中の著名人にあってもらうことができた。そして自分なりに、何をやりたいのかがだんだんと見えてきました。最終的に、ハーバード大学からトップ数%の先生だけが頂くことが出来る優秀指導証書「Certificate of Distinction in Teaching」というものを頂くことができ、よしこれで自分で何かを始める時がきたと思ったのです。

帰国・株式会社アクティブラーニング設立

当時私は語学を教えていたわけですが、語学を教えたくてアメリカに行ったわけではない。アクティブラーニング的なこと、つまり人間の学ぶ力を伸ばしていくような教育に興味をもっていたわけです。そしてついに、それを始める時期が来たと考えたのです。90年代の後半、日本の経済急落を始めた頃でした。また日本の首相が変わったとか、日本からの情報はそういうネガティブな情報ばかり・・・。じゃあ、教育の力で何か一矢報いることができないか?と・・・。市場に出て、自分の作ったプログラムを市場で評価してもらいたいと考えるようになったのです。会社を作ろうと思っているというと多くの知人が「アメリカでやったら」といってくれました。でもあえて日本発でやってみたかった。日本から世界に広げていくような教育に挑戦してみたいと思ったのです。そして、97年、東京で株式会社アクティブラーニングを立ち上げました。

企業に対する能動的人材の育成、イノベーティブ商品の開発支援

それまでの教育は、知識や技術を教えていた。アクティブラーニング社では、学ぶ技術、成長する技術を教えようと思ったのです。まずは子供向けに「アクティブラーニングスクール」というのを始めました。幼児、小学生、中学生、高校生にこれまでの塾とは違う教育を提供しました。とても面白い教育を提供できたと思っています。そして数年後、社会人向け、ビジネスパーソンを対象とした企業研修、新商品開発のコンサルティングも開始しました。まさに時代はそうした手法を必要とし始めていました。結果、大手企業さんの中での人材育成研修として次々に取り入れていただくことが出来ました。

公的機関・省庁、地方自治体、教育機関を支援

大企業の採用が増えると、今度は公的機関からお声がかかるようになりました。地域活性化のお手伝いをしたり、起業家を育成する国家プロジェウクトに関わらせて頂いたり・・・・。さらに教育機関からお声がけいただけるようになっていきました。大学、高校、そし教育委員会、色んな所からお声がけ頂きました。学生主体のアティブラーニングはどうやって教えたらいいんですか、新しい学部学科作るからその学科の設計をお願いしますなんていう依頼が多くやってきました。滋賀県などでは、公立の小中高校の先生方、毎年数百名、合計数千人に対して、アクティブラーニングの指導法をご教授させていただきました。その中でも思い出深いのが、国際協力、JICAさんへの指導でした。JICAさんは、日本の専門家を世界に派遣していらっしゃる。しかし、専門家の指導法が「受動学習」なんですね。つまり一方的な指導、そこで、我々の指導法を学んでいただいてから、世界中に専門家を送り込むわけです。こちらも毎月30名から50名程度、合計で数千名の専門家を世界に送り込むお手伝いをさせて頂きました。これらの方々から、アジアやアフリカでこんなふうにアクティブラーニングのメソッドを使ってうまくいったというご報告を頂き、それならと我々も向こうに行くようになったのです。

アジアの可能性、海外展開で独自サービスの提供へ

現地にいって色々な気づきがありました。途上国といっても、アジアの都市部は本当によく発展している。シンガポールとかバンコクとかって本当にすごいエネルギッシュなんですね。現地の人々との交流を深めるにつれ、アジアにはものすごい可能性が広がってるなと考えるようになっていきました。様々な人種、様々な業種、これまでになかった分野の業態の急激な成長にかかわることができる。ありがたいことに、アメリア時代に海外で教えた体験があったので、問題なく、現地での活動に入ることができました。僕らがやってきたことは、そもそも「日本向け」に作られたものではなく、ユニバーサルな人間の成長を扱うものであったため、どこにいっても何がしかの支援をすることが可能なのです。いろいろなところから声をかけていただきました。中国の国家公務員に指導したり、バンコクのIT企業に教えたり、大前研一氏をはじめとする著名人といっしょに日本人起業家イベントで講演を実施させて頂いたり・・・。こうして培った諸外国とのコネクションが、国内のビジネスにもより多くのメリットを与えてくれるようになりました。日本と海外をつなぐ架け橋としてのプロジェクトのプロデュースなどもさせていただきました。そして今や、アクティブラーニング社は、「業界や国を超えた人材育成、イノベーティブな商品開発の方法を支援できる企業」として他にない独自のサービスを提供できるようになっていったのです。

NPO的活動支援

現時点で我々株式会社アクティブラーニングは、株式会社という名前をつけていますけども、NPO的な活動にも数多く関わっています。実際、それが金儲けになるかどうかは、我々にとって余り重要なことではありません。それ以上に、それが社会にとって、そして我々にとっても意味があるかが重要なのです。重要であれば、お金もうけにならなくてもやるし、お金が必要であれば、お金になるやりかたを見つけます。そういう意味において、我々は「意義」のあることにもっと多くの時間を費やしたいと考えています。

一般語となった「アクティブラーニング」

こうして過去をふりかえってみると、いろいろな思いが交錯します。97年に株式会社アクティブラーニングを立ち上げた時には、まだ誰も「アクティブラーニング」という言葉を知りませんでした。インターネット上で検索しても、うちの会社しか検索結果に出てきませんでした。ほんとなんです(笑)。それが20年近い年月を経て、ついに文部科学省が「アクティブラーニング」を日本の許育にとりこむという意思決定をしました。最近は、大手企業などでも、「自分で考え、行動できる人材を求める!」といった我々がずっといい続てきたことを会社の採用方針に取り入れてくださる企業も増えてきました。日本に、アクティブラーニング的な教育手法、アクティブラーニング的なビジネス手法を広げてきたエバンジェリストとしては、極めて感慨深いものがあります。

うまくいってもいかなくても事例を共有し、全体の質をあげよう

ここから、日本、そして世界の人材育成の方法は劇的に進化していくと思われます。アクティブラーニングというキーワードは、日本でも一般語になってきましたが、まだまだ言葉だけが一人歩きしています。実際、今後現場での導入が促進されることで、うまくいった事例と同様、うまくいかなかった事例も、次々に出てくるものと思われます。そうしたことで一喜一憂せず、より良い手法を早く全国レベルで共有し、日本全体、世界全体の教育の質が向上される流れを作り上げていくべきではないでしょうか?

世界の最新事例を共有できるプラットフォームに

このホームページが、そういう情報交換につながるプラットフォームになっていけばと考えております。弊社事例だけではなく、全国の良い人材育成の手法を共有し、それを見て、全国の育成関係者が、すごくいい気付きが得られるようなプラットフォームを構築したいと思っているんです。何か面白い事例があれば是非、ご紹介ください。質問がある場合も、遠慮なくお問い合わせください。全ての質問にお答えすることはできませんが、共有できるものであれば、この場で共有し、全国の皆さんといっしょに考えていきたいと思っています。

 

そして、このプラットフォームでは、世界中のイノベーティブなものも紹介していきたいと思っています。イノベーションは人間によって作り出されたもの。ロボット化が進むこれからの時代の中で、イノベーションをどう導けるかは、教育の最大のテーマであると考えるからです。

 

デジタル機器、IOTなどを使えば、教育の現場にも様々な革命が引き起こされるに違いありません。我々自身も、実は今、そうしたものの開発に多数関わっております。世界の最新のテクノロジー、世界中の知見を融合させれば、これまでには考えもつかなかったような新しい人材育成の方法を提供できるのです。

 

教育はこれから、全く新しい時代に入っていくと思われます。そう、教育の再発明が始まったといっても過言ではありません。

 

そんな時代に、人材育成の仕事に携わっていることが楽しくて仕方ありません。

 

何か、自社の新しい人材育成、商品開発などに、新しいことを試みてみたいという方、是非、お声がけください。きっとこれまでにない成果を導くご支援が出来ると思います。

 

あるいは、世の中を変えるような商品やサービスを我々と一緒に開発してみたいという方も是非、お声がけください。コラボレーションの力で、かつてないものを作り上げ、世界に新しい波を引き起こしていきましょう。

 

 

羽根拓也  ( 株式会社アクティブラーニング 代表 )

 

注)上記、文章は動画の会話から書き起こし、さらに一部、加筆されています。

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アクティブラーニングとは?